MASKED-SATOの汗だく日記

~ 本音で言うわよ!!編 ~

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SKY HIGH -テツオ物語-vol.2

いつもと変わらない朝、気だるく階段を下りると母さんが近寄ってきた。

母さん:「テツオ、お爺ちゃんが倒れて病院に運ばれたって!」
テツオ:「はぁ??どっちの?」
母さん:「千葉のお爺ちゃんよ。」
テツオ:「なんでぇ?」
母さん:「分からないわよ、でも心配だから。」
テツオ:「早く行ってこいよ、大丈夫だから。」

意外にも母さんは毅然としていた。女は強い・・いや、中身が強いと言うべきか
それに比べて男ってやつは体だけが丈夫で異常にモロい事を実感した。

オレは普通にウンコすると見せかけてトイレでブルブル泣いた。
正直『爺ちゃん、大丈夫なのかよ!?』よりも前に『なんでオレのこんな大事な時にこんな事になってんだよ!?ドラマじゃねーんだぞ!』みたいなクダラナイ事も思った。大事も糞もバカばっかりやっていた自分は完全に棚の上だった。でもその直後にお爺ちゃんとの思い出が走馬灯になって頭の中を流れた。

冬休みはオレが飽きるまでババ抜き・7並べ・神経衰弱に大貧民・豚のしっぽ・カルタに付き合ってくれた。根暗なオレはカードゲームとキー・ホルダーが大好きだった。夏休みは原付きの前にオレを立たせてブンブン走って遊んでくれた。「ジャスコ行きたい!いなげや行こ!公園行こ!」と言えばどこにでも連れてってくれた。
ネズミーランドに初めて行ったのもシーワルードに初めて行ったのもお爺ちゃんと一緒、恐竜映画が流行った時は幕張メッセにも一緒に行った。釣って来た魚を嬉しそうにさばいてオレに食べさせて笑ってる顔がグルグル回った。手を繋いで散歩した温もりが返ってきた

『お爺ちゃん、ごめん・・オレ何も喜ばせてなかったね。オレお爺ちゃん生きて戻って来たら絶対大学合格して喜ばせてあげるから』ホッペをいままでに無いくらい熱い涙が流れた。
でもオレも男、ベソかいたままトイレは出られない。ティッシュでしっかり拭いた 痛いくらい拭いた。ウンコでも精子でも寝小便でもなく涙を拭いた。
そうして今までのクダラナイ自分をグーで顔を何回か殴って殺してティッシュと一緒に水に流した。
「いいから行ってきなよ。」母さんと父さんはすぐに出発した。

それからは3日3晩勉強、3時間やっては1時間寝るを試験日の朝まで繰り返した。意味も無く自信はあった やっとのことで選択体育の成績で稼いだ移行試験の試験資格だったけど、超単純に考えれば試験科目はたったの3教科、1日1教科勉強すればいい話だった 勉強のやり方も忘れてたオレはただただ参考書の1ページ目から声を出して読み続けた。
いま思えばこんな中途半端な人生の中でこれ程勉強したことは無かった・・・まぁ無駄に終わるんだけどね

眠い眼を擦りながら白金の試験会場へ、ただただ眠かった。
まずは国語の時間、漢字と古文は滅法苦手。でもナントカ自分を誤魔化し終わらせた 出来た!と思い込ませて次の教科に臨んだ。
英語の時間、きっと幼稚園の頃からの英会話通いのスパルタ教育がここで力を発揮した。確か内容はコーラを発明した博士はその権利をコカかペプシかどっかの会社に売って損しちゃいました的な内容だったと思う。なんとなく超出来た気がした
最後の大難関・政治経済の時間、ただ只管空欄には橋本と金丸で埋めつくした1時間だった。

真昼間の試験中に携帯電話の目覚まし時計が大音量で鳴った、電源はしっかり切っといたのに目覚ましシステムだけは例外だったらしい 教室から引っ張り出されると思ってドキドキした。
最初は誰の電話か気が付かないで『どこのバカだよ?』と思って周りを見渡した。
後ろの方でカズがニヤニヤしてた、中学校の頃塾が一緒で仲良くしてた吉祥寺の友達だ オレの大親友。いつも眠そうでボヤーっとしてるくせしてたまぁにちょっとした事で急にキレる。兎に角いい奴だ
いま思えばオレの楽しい大学生活のメンバーはこの教室にほとんどいたのかもしれない

試験も終わりいつも勉強してるフリして遊んでた市民会館に寄り道して帰った。集まってる友達にはテキトーに報告して帰ったと思う。なんだかやり切った感が強くって無駄に自信があった。『ダメならダメで来年やりゃいいや』って気持ちが強かった
家に帰っても何も聞かれなかった。きっと親は受かって当然と思ってたと思う。
そりゃそうだ、子供の頃から散々習い事させていったい幾ら掛けてきたんだか・・・ 期待を裏切った時にキレる父さんが怖かった。

1ヶ月位してから学校のチャペルで合否の発表があった。イヤラシイ言い方だけどやっぱり受かってた
こうしてオレは何の目的もないまま大学進学が決まった。

帰ってもたまたま父さんは出かけてたから人生で2回目の父さんへの携帯電話への電話をした。。。2クラス合同集団カンニング事件の中心人物として校長訓戒が決定した時の報告以来だった
今回は嬉しそうだった。「そっか良かったな。」普通の声だったけど喜びを噛み締めているのが息子のオレには胸に沁みる程感じ取れた。
千葉のお爺ちゃんにも電話をした。「そうか、テツオも大学生かぁ。もう立派な大人だねぇ、これからも頑張って立派な人間にならなきゃいけないよ。」お爺ちゃんにとってはオレが初孫、喜んでくれるお爺ちゃんがとても嬉しかった。それと同時に小学校の頃にお爺ちゃんに天体望遠鏡を貰った時「テツオ、これで女の人の部屋を覗いたりなんかしちゃダメだよ。」と子供のオレに優しく言い聞かせてくれたことを思い出した 兎に角お爺ちゃんは治って良かった。

いま思えば何の目的も無いなら大学になんか行かないで、今更なりたい鳶にでもなって、若いうちから沢山稼いで、好きな女と出会って沢山遊んで結婚してりゃあなぁ・・・なんて思う。もう間に合わないケド
まぁ過ぎた事なんかいくら言ったって仕方ないから・・その分オレは違う形で楽しい事を沢山経験することになったんだと思うしかない

こうして国内で沢山フラれ続け国外で初体験を済ませ、学校のカバンを高値で後輩に売りつけ、自転車に乗りながらタバコをふかして干渉に浸っていた高校時代は幕を閉じた。
確かこの頃は、ストニュー・厚底ブーツ・顔グロ・カラーギャング・オヤジ狩りetc笑えるネタが多かった。麻雀・ビリヤード・ボーリングなんかにハマッタのもこの頃だった。いつも帰りに寄ってた駄菓子屋のオバチャンはいまも元気かな?

そうしてオレはこれから毎日100分かけて大学へ通うこととなるのだが・・・
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  1. 2007/10/03(水) 20:03:43|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

読むのめんどいから、トイレ入るところまでしか読んでないけど、何これ?
私小説?
  1. 2007/10/04(木) 18:35:14 |
  2. URL |
  3. 匿名希望 #-
  4. [ 編集]

鼻毛だろ?

オレ気が付いたんだよ、チビチビ稼いでも仕方ない!!
小説で印税ガッポリ計画始めました。私は全然関係ないよ、テツオだもん
  1. 2007/10/04(木) 21:55:51 |
  2. URL |
  3. 23 #-
  4. [ 編集]

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